あいさつ
こんにちは. 皆々様.
僕について詳しくはこちら. http://gogotanaka.me/
勢い余り休学しSilicon Valleyに凸したただの技術好きの大学生です.
便所のラクガキのような内容ですが書き綴っています.
先に謝罪
今回の記事は、
「いや〜受託開発はちょっと...」
みたいな節があります.
......
......
全国の受託開発を生業にされてる方々本当にすみませんでした!
もし不快になられると感じた方はそっと閉じるのが良いです.
単に僕が受託開発に向かなかっただけの話しです.
僕に今まで受託して下さった方々へ
もしかすると見て下さっているかもしれないので念のため言っておきます.
今まで行ってきた受託開発は僕が納得出来る状態まで仕上げて納品しています.
バグ報告頂ければ24時間以内に直す気概でやっております.
現在進行中のもの鋭意作業中です. そこはしっかりやります.
(だからこそ、こんな記事書いています.)
今回のお話
僕は幸いにも、Webアプリを量産出来る技術を持っています.
(Railsというフレームワークに感謝するばかりです.)
この技術を用いれば、1週間フルコミットで作れ、報酬が60万の受託開発など本当に多くあります.
(実際には納品までにもう少しやり取りはしますが、ガッツリつっこむのは1週間で十分)
最近まではバイト代わりに喜んでやっていました.
でも今はそれと「無給のスタートアップ(ベンチャー)」とを天秤にかけ、
後者を選ぶようになりました. のでそれを話します.
(もちろんどんなスタートアップかによります)
「仕事はお金じゃなくてやりがい!」などキレイ事だと思っていた
お金は好きですし、いっぱいもらえた方が嬉しいです. これは今でも変わりません.
ましてや大学生2年生の僕は30万の受託開発などでも
よだれを垂らし飛びついていました.
「じゅるり.....」
ですので、
「お金じゃなくてやりがいとかもっと大事なものが..」
などクソ食らえと思っていました.
「 うるせえ、お金があれば私生活も潤うし、そのためなら嫌な仕事にも精を出せる!」
と信じて疑いませんでした.
納品前の精神衛生の悪さは異常
アプリに着手し始める時は楽しい、
「rails new foo↑↑」(railsのアプリを作る時のコマンド)
「どんなアーキテクチャで作ろうかな〜無駄にすごい技術とか使おうかな〜testかこ〜と」
2週間後
「cssだる.....testは....バグだ....後1週間か…死にてえぇ…」
こいうモチベーションの中でコードを書くのは本当にサイアクな気分です.
けどお金が十分なモチベーションになっているうちはこれでもまわります.
楽する事を考え始める
受託を何個かこなすとサイアクな気分になる事をさけるために
効率よく綺麗にサクッと作りきる事を考えだします.
受託の多くは定額で「これ作ったら50万」みたいにななので、
50時間で作れば時間あたり1万円、
100時間で作れば時間あたり5千円.
なので自分の技術単価を高める事だけを考えだします.
テンプレート化するプログラミング
自らの技術単価を追求した結果、
慣れ親しんだ技術、既に何回も実装したものしか使わなくなります.
「あ、これは前に使ったあれが使えそうだ、あ、これも出来合いのこれを使ってと...」
これはもうプログラミングをしていると思っていたらプログラミングをされている状態です.
(僕は頭を使わず一定の規則に従ってコマンドを打っているだけ)
僕たちエンジニアが一番ハッピーな時は、
新しい技術、未知、未踏のもに挑む時ではないでしょうか.
納期決められた定額の受託では、新しい事に挑むのが億劫になり、
以前の手法を使いまわすだけになります.
これはハッピーではありません.
常にハッピーである事が本当に大事
月並みの結論ですが、これです.
もちろんキツい事もあるかもしれませんし、
お金もないとハッピーになれない事がある事は認めます.
(お金があってもなくてもハッピーになったりアンハッピーになったりします.)
最近は受託が重なり精神衛生的に結構きており、上記でお話しした
'自らの技術単価を限界まで高めるコーディング'に心から疲弊していました.
そんな中で、仲間内で「これ作ってみよう!」やこっちのベンチャーの「ちょっと手伝ってみない?」
に関わって居る時の自分が明確に活き活きしている事を感じられました.
無給である必要は全くないですが、報酬に関係なくハッピーで居られる事が大事だと痛感しています.
ハッピーで居られ、会社の成長によっては報酬があれば(例えそれが受託より少なくとも)
今の僕は「無給でベンチャー」を選びます.
ハッピーな状態だとパフォーマンスも成長も全く違う
自己の状態に関わらずパフォーマンス出し、成長を続けられる人は、プロです.
僕には無理です.
ただの僕の思い出話になりますが今から3年ほど前、大学1年生の時は
「このアプリは日本の GDPを1.5倍に出来る!」
と心の底から信じてコードを書いていた時がありました.
仲間内なので報酬はありませんでしたが、プログラミングの本をボロボロになるまで読み、
macのキーボードがスカスカになるまでコードを書きました.
没頭し本当に多くの事を吸収出来た期間でした.
freeeに居た時もそうです、月給制だったので、
どんなに遅くオフィスに来てもどんなに早く帰っても報酬は変わりませんが、
なるべく早く行ってなるべく遅く帰りたいと、思えるほど楽しく熱中していました.
(10~24時がデフォ)
この期間出したパフォーマンスや吸収した事は受託をやっている時のそれと比べ物になりません.
自分のモノである事が大事
自分のプロジェクトだったり、自分の所有物である事がとても大事だと思っています.
受託というのは納品したら保守を除き、自分の手から離れます.
僕を含めモノ作りが好きな人間は、自分のモノであると、
それの将来性如何に入り込む事が出来ると思っています.
これが大事なんじゃないかなと思ってます.
(そいう意味でスタートアップはそのプロダクトに所有感を持てるのでよい)
僕は以前、何を血迷ってかRubyでDydxという数式処理の言語作っていました.
これはもちろんお金にはなりませんが、何かに取り憑かれたようにコーディングしていました.
あのときお金をもらって「こいう言語を作ってくれ」と言われても、だめだった事でしょう.
受託は次に繋がらない
受託は自らの技術を切り売りしてお金に変えてるに過ぎません、
受託開発の中で自らに学びがある事は多くはないでしょう.
また、受託をして下さった方との関係も非常にビジネスライクで
スタートアップで共に戦った方々との関係には到底及びません.
ついでに委託をする側の方へ
委託開発をする時は気をつけた方が良いです.
アウトソーシングでモノを作らせうまくいった話しはあまり聞きませんし、
受託する側との間に良い信頼関係が気づかれていない限り、
弱いエンジニアはすぐに楽な方へ楽な方へ、
納品定額を良い事に、未完成と納品のその境界を狙いにきます.
少しでもそのアプリの売り上げの数%を渡したり所有させるだけで全然違うのかなと思います.
(現実問題いろいろと難しい気はしますが)
あれストックの話しは?
ここまであえて触れてきませんでしたが、
スタートアップの旨味の一つにストックがあると思います.
が僕はストックやそのオプションを行使した経験がないので、
なんとも言えませんが、間違いなくモチベーションの一手を担うと思いますが、
今回のラクガキでは、ハッピーに働く事の大切さに焦点をあててみました.
とにかく結論
書きたい事を勝手に書いてたらうまく纏まらなくなってしまいましたが、
要は
に働く事が大事なのです. パフォーマンスを出す意味でもその人のためにも
お金のみによってパフォーマンスを引き出すのには限界あるよ!
みたいな事を言いたかったのです.
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僕に興味を持たれた方は気兼ねなくご連絡ださい.
mail@tanakakazuki.com
冷やかしでもなんでもよいです.
では.